KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年8月号
41/56

毎年3月に開催される第2680地区大会尼崎中ロータリーでは高齢者を招いた落語会を開催2016‐17年度国際ロータリーのジョン・ジャーム会長夫妻と共に室津 発展途上国では、きれいな水を供給したり、医療の提供まで、持続可能なかたちで支援するプロジェクトを行っています。成果を上げている活動にポリオ撲滅運動があります。1985年の活動開始当時は発症数約35万人あったものが、2015年にはアフガニスタンとパキスタンで74人まで減少し、撲滅まであと一歩です。もうひとつの大きな活動は青少年の育成です。若者のボランティア精神を培い、リーダーシップと将来に役立つ力を伸ばすプログラムを実施しています。また日本独自の奉仕活動として、国内で学ぶ外国人留学生約740人に奨学金を授与しています。―ガバナーとしての活動は始まっているのですか。室津 ガバナー就任前のノミニー・エレクト2年間の準備期間から研修が始まり、最後はアメリカサンディエゴで1週間の研修を受けました。就任前の6カ月間で、地区内で各プロジェクトのリーダーを務めていただく方に次年度の目標や方針を説明しました。12月までに第2680地区75クラブを訪問し、現状についての意見交換や主要な問題についての説明を行います。後半の大きな行事は来年3月開催の地区大会です。現状報告や意思決定、奉仕意欲と見識を高める講演会の実施などがあります。―兵庫県は広いので全クラブ訪問は大変ですね。室津 週4回ペースで回ります。私もいい年ですから大変です(笑)。でも元気で務め、国際ロータリー会長の方針を伝え、それぞれのクラブが特色あるやり方で実行してほしいと思っています。―本日はありがとうございました。41

元のページ 

page 41

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です