KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年8月号
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「文化都市尼崎をPRしたい」と会報誌の表紙に近松門左衛門像を掲載した薦図書目録作成と配布のお手伝いをしました。その他にも高齢者の皆さんに楽しんで元気になってもらおうと、無料で落語会を開催したり、児童養護施設の子どもたちとボウリングやバーベキュー、うどん作りなどを通して交流する機会を設けています。対人関係がうまく構築できない子どもたちもロータリアンとなら交流できたと喜んでいただいています。 地区全体で協力して海外でも活動しています。例えば、インドの農村で灌漑施設を造り農業支援をするプロジェクトや、昨年はネパールの看護師さんたちを日本に招き研修を実施しました。―今年度の尼崎中ロータリーの活動は。室津 尼崎市内にある6つのクラブ合同で市民ハーフマラソン開催と、間寛平さんの講演会を予定しています。「公害の町」としてあまりイメージが良くない尼崎ですが、「文化都市尼崎」をPRしようと「GOVERNORS MONTHLY LETTER」の表紙で、尼崎のスポットを毎月紹介していこうと思っています。第1号は近松公園と近松門左衛門像。尼崎にもなかなかきれいな所があるでしょう!第2680地区ガバナーいよいよ本格始動―いよいよ第2680地区ガバナー年度が始まりました。抱負をお聞かせください。室津 ロータリーは本部をアメリカに置く世界的な組織です。150以上の国と地域に3万4000以上のクラブがあり120万人以上の会員を有します。国際ロータリー会長によって毎年作られる目標とテーマに沿って、世界各地のクラブが特色を生かしながら活動します。本年度は、ロータリー財団設立100周年にあたり、記念行事がひとつのテーマです。それを中心に組み立てていきたいと思っています。―ロータリーをできるだけ広く知ってもらうための活動も引き続き進めていくのですか。室津 ロータリーは世界や地域のために役立つ活動を続けているにもかかわらず、あまり知られていません。「良い活動をしていれば自然と分かってもらえる」という精神が伝統的にあるからです。しかし最近は、ロータリー存続のためにも社会貢献活動をPRしていこうと国際ロータリー会長も提唱しています。これも地区の活動の目標のひとつにしたいと考えています。賛同いただける方を増やすだけでなく、会員自身のやる気と誇りにもつながると思います。―ロータリーの活動には、その他にどのようなものがありますか。40

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