KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年7月号
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自由な発想を空間に生かす建築家 瀬戸本 淳 さん「デザイン都市」を目指す神戸。確かに少しずつ変わってきているが、まだ何か物足りない。何が欠けているのか?どうすればもっと良くなるのか?さまざまな魅力ある空間を生み出してきた建築家の瀬戸本淳さんに、空間づくりの本質、創造力の源、まちづくりのあり方などについて伺った。瀬戸本 淳(せともと じゅん)株式会社瀬戸本淳建築研究室 会長1947年神戸生まれ。一級建築士・APEC アーキテクト。神戸大学工学部建築学科卒業後、1977年瀬戸本淳建築研究室を開設。以来住まいを中心に、世良美術館・月光園鴻朧館など、様々な建築を手がけている。神戸市建築文化賞、兵庫県さわやか街づくり賞、神戸市文化活動功労賞、兵庫県まちづくり功労表彰、姫路市都市景観賞、西宮市都市景観賞などを受賞子どものように自由に! 建築家は、とりまとめていくことがメインの仕事です。大事なのは、クライアントや関係者と一緒になって、子どものように自由にふるまい自由に話し合うことです。子どもは自由に手を動かして、絵を描いて、いろいろな音を出す。3歳になると自分の30

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