KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年7月号
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ことが必要です。それぞれの事情は地域医師会がよく知っていると思いますので、一緒に取り組んでいきたいですね。県医師会はドクターバンクを運営していますが、どの地域でも医師は不足しており、まだ十分に機能していませんが、ベテランの医師で故郷や地域に貢献したいという方もおられます。U・Iターンのサポートもひとつの課題ですね。経験を生かして震災に備える─今年は熊本で震災があり、医師会も支援に行きました。阪神・淡路大震災被災や東日本大震災の支援の経験は生きましたか。空地 阪神・淡路大震災の時は被災者の側で、それを契機にJMATやDMATができました。当時、全国から多大な支援をいただいたことは嬉しくありがたいことでした。一方で現地の医療機関が回復していく中でいつまで支援すべきなのか、必要な医療が必要な場所に届いているか、災害弱者やメンタルの問題にどう対応していくか、いろいろな課題も浮き上がってきました。クラッシュシンドロームのように、救出されても助かる命が助からなかった場合もありました。東日本大震災の際にはいち早く川島龍一前会長が現地に入り、石巻中学校で救護所を開設、3ヶ月ほど継続して支援活動をおこないました。その際は、例えば小児科が必要なら小児科医を、眼科が必要なら眼科ひときわ震災の被害が大きかった益城町熊本地震の支援活動の拠点となった「益城町保健福祉センター」東日本大震災や熊本地震の発生時には、現地におもむき医療支援を行った。写真は熊本益城町での支援活動の様子22

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