KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年7月号
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工夫は、基本の上に経験が作用して生まれる 今日のお菓子には、神戸凮月堂の「坐薔薇(スワローズ)」をいただきました。白あんの中にヤクルトが入っている、一般的な和菓子では考えられない取り合わせのお菓子です。阿部さん(兵庫ヤクルト販売㈱阿部泰久社長)が以前、湊川神社で茶席を設えるに当たって下村さん(㈱神戸凮月堂下村治生社長)と相談して「坐薔薇」を工夫されました。これも阿部さんが何度も客として茶席を経験されたことの延長線上にあります。基本の上に、経験がうまく作用し、下村さんとのコラボレーションという形で実を結びました。 このお菓子をいただき、前回の湊川神社のお茶席でいただいた時より粘りを感じました。下村さんにお話ししたところ、次は「クランキー坐薔薇を作ってみます」と…。こんな冗談からも何かが生まれるものなんです。神戸淡交会第一支部・第二支部の皆さんと共に神戸今日会は年に1度開催されている「坐薔薇」は七宝模様の菓子鉢で出された。その箱書(極め書き)14

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