KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年7月号
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す。とても素敵なことだと思っています。 茶の湯といえば趣味の世界と言われます。とりあえず簡単にお茶を点ててお客様に差し上げられればというところから始まりますが、それで全てだと思われるのではないでしょうか?もちろん基本は、お茶を一服楽しく召し上がっていただくことです。この基本が身に付いた後、「あそび」の部分を入れていきます。ここでお洒落に例えてみましょう。今日は皆さん、男性はジャケットにシャツ、パンツ…ネクタイを締めたり、クールビズであったり、基本はスーツですね。茶の湯でいえば、お茶を美味しく召し上がっていただく基本の部分に当たり、これができたら次はコーディネート。スーツでいえば、ネクタイの色や柄、シャツの色、フラワーホールの使い方、靴や靴下の色、ベルトはどうするか、サスペンダーを付けるか、カフスをどうするか、タイバーやタイピン等々、このコーディネートがお洒落であり、毎日社会で戦う男性にとってのちょっとした憂さ晴らしにもなります。それが工夫する楽しみです。茶掛けには季節の花を添えてお茶席では、神戸淡交会第一支部の協力のもと、お茶が振る舞われた御家元の手ほどきを受けるメンバーたち13
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