KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年6月号
44/46

肉屋ならではの料理と通も納得のワインの店黒毛和牛とWINE離の宴「特選フィレ肉 焼野菜とともに」わさびをきかせて 〝手づくり感〟満載の店内に、神戸きっての名だたるグルメたちが集い、肉料理とワインを楽しむ。1948年創業の「山本精肉店」が2003年、「黒毛和牛とWINE 離の宴」をオープン。 老舗肉屋が扱う素材の質の高さと旨さは言うまでもない。前菜から〆まで肉がメインのコース料理。モモ肉、ホホ肉、サーロイン、フィレ、ロース、ハラミ、タン、アキレス、ひぞう、食道…精肉からホルモンまで、一頭買いの肉屋が長年培ってきた技術があるからできる。「味や食感を余すことなく楽しんでもらおうと、屋台当時から試行錯誤してきました」と山本耕資さんは話す。ワイン通をも納得させるラインナップは5大シャトーをはじめ350種類以上。通も驚くビンテージワインもある。「なんで、こんな店に!?と言われます(笑)」 家族4人で切り盛りし、ほとんどの料理を手づくりする店の中心に居るのは長男の真稔さん。肉をさばく祖父の姿、美味しく食べてもらうために工夫する父の姿を見て育った四代目へと、その技と熱い思いは着実に引き継がれている。黒毛和牛とWINE 離の宴神戸市灘区篠原南町7-2-5 TEL.078-882-4567営業:12:00~13:30(L.O)/17:30~20:30(L.O) [火・木]17:30~20:30(L.O)定休日:第2・第4日曜日3,800円~12,000円の5コース■阪急神戸線都賀川JR本線●灘警察署王子公園離の宴水道筋商店街テーブルから調度品にいたるまで、手づくり感が溢れる店内ワインは、350種類以上を取り揃えるサーロインとハラミが一つに鍋に入る「すき焼」は肉屋ならではの逸品。秘伝の割り下で「前菜色々盛り合せ」(8500円・12000円コースの前菜5~6種盛り。仕入れの状況により一部変更あり)。手前から左回りで、アキレスの煮こごり、モモ肉のローストビーフ、自家製焼き豚、桜肉のベーコン、ひぞうを使った田舎風パテ、中心は食道網焼きのづけ44

元のページ 

page 44

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です