KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年6月号
21/46

市立東町小では、児童たちが神戸市外国語大学で英語に触れる機会を提供する子どもたちは、キャンパス内で出会う先生や日本人、外国人の学生にインタビュー学生が来ます」というお知らせはしていただいているのですが、大学内のどこで、どんなインタビューを受けるのかは分かりません。先生方、学生さん方ともに、とてもウェルカムな対応をいただいています。神戸市外国語大学の地元で連携があるからできること稲岡 今は各小学校それぞれに英語活動が当たり前のようになっていますが、外へ出て英語に接する機会はなかなかないと思いますね。基本になる机上の学習ももちろん必要ですが、一生懸命自分の思いを伝えようと努力し、相手が話していることを聞き取ろうとする、人と人とのつながりの中で学んでいくことは、小学生の段階では特に大事なことではないでしょうか。外大訪問をはじめ、普段から週に1回、学生さんたちが来て、教えていただいていることが今後の英語学習のベースになるものだと思っています。この一連の取り組みは、神戸市内でも本校だけです。外大さんの「一緒にやっていきましょう」というご厚意で成り立っていることです。感謝しています。土井 横田先生にも各クラスを順次指導していただいています。とても熱い授業で、今後、小学校で英語教育が導入された場合には必要になるだろうアルファベットの学習や、コミュニケーションを取る上での具体的なアドバイスもいただいています。英語を使うコミュニケーション能力は、これからの子どもたちにとって大切なことです。最高の環境を提供いただいていると思います。稲岡 国際都市・神戸の中で神戸市外大の果たしてきた役割、これから果たしていくべき役割は非常に大きなものがあると思います。今後は小学校にも英語教育が導入される予定です。外大卒業生の皆さんに大きな力になっていただけるものと期待しています。21

元のページ 

page 21

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です