KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年6月号
12/46

久元 喜造(ひさもと きぞう)神戸市長1954年、神戸市兵庫区生まれ。1976年、東京大学法学部を卒業し、旧自治省入省。札幌市財政局長、総務省自治行政局行政課長、同省大臣官房審議官(地方行政・地方公務員制度、選挙担当)、同省自治行政局選挙部長などを歴任。2008年、同省自治行政局長。2012年、神戸市副市長。2013年11月に第16代神戸市長に就任1946年に設立された神戸市立外事専門学校外事専門学校時代の大開校舎異文化コミュニケーションの支えとして学ぶ外国語―70年前、神戸市の教育機関として創立された経緯は?久元 1946年2月15日、臨時市会で市立外事専門学校設立が提案されています。その前年、神戸は大空襲を受け焼け野原になり、ひどい食糧難と極めて不安定な社会情勢という大混乱の中にもかかわらず、このような提案がなされたのは、「国際的な人材を育成しよう」という当時のリーダーたちの少数精鋭を掲げる神戸市外国語大学。グローバル化が進む時流の中で、神戸市が外国語大学をもつ意味について、久元神戸市長と船山学長にお話しいただいた。神戸市外国語大学創立70周年〝行動する国際人〟を育てる神戸市長 久元 喜造 さん  公立大学法人 神戸市外国語大学 理事長・学長 船山 仲他 さん12

元のページ 

page 12

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です