KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年5月号
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山道にある「猿のかずら橋」。森に入っていくと、徐々に水のせせらぎが大きく聞こえてくる落差19メートルの雌滝は、白い布がはためくような姿が美しい布引の滝は雄滝、雌滝、夫婦滝、鼓滝の4つからなり、特に落差43メートルの雄滝は圧倒的な迫力新神戸駅から400メートルの場所に位置し、都会のすぐ側にありながら手軽に登山を楽しめる かつて7つの海を渡る船乗りたちに神戸の名を知らしめたものは2つあります。ひとつは神戸ビーフ、そしてもうひとつは神戸ウォーターです。開港間もない頃、何日もかけ神戸から灼熱の赤道を航海したのですが、神戸港で積んだ水は腐ることなく、美味しさも変わらなかったといわれています。ミネラルを多く含むので、常温で長い間おいても変質しないことが理由と考えられています。 この神戸ウォーターの水源となったのが「布引の滝」です。新神戸駅から北に400メートルの場所にある「布引の滝」は、お手軽に登山気分を味わえる神戸ならではのスポットとして親しまれています。新神戸駅の高架をくぐり、山道を登っていくと徐々に水のせせらぎが大きくなります。マイナスイオンが周囲に飛散し、まるで体が浄化されていくような気分になります。特に全長43メートルを誇る雄滝を見下ろしながら休憩ができる布引雄滝茶屋でひと息ついて、山歩きの続きを楽しんでください。■布引の滝神戸市中央区葺合町北野異人館街新神戸駅布引公園ハーブ園山麓新生田川●ANAクラウンプラザホテル神戸布引の滝31
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