KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年5月号
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力を入れていますね。阿部 お客様対象の「ふれ愛ミニ健康教室」、保育園・幼稚園でエプロンシアターやクイズで楽しくおなかの仕組みや正しい排便の習慣などを伝える「おなか元気教室」、当社の管理栄養士が生活習慣や食事、腸の健康や腸内細菌についてお話しする、小中学校での「出前授業」、地域の団体や取引先様向けの健康教室などを実施しています。―志賀和夫先生の健康セミナーが始まったきっかけは?阿部 「志賀医院の志賀院長先生からの推薦でヤクルト400を注文します」とお客様からの声を度々いただき、お礼も兼ねて先生に直接連絡しました。各営業所での健康セミナーをお願いしたところ快く引き受けていただき、「自然免疫療法~がんと闘うための生活習慣」の実施に至りました。先生は、スタッフの手づくりグッズ以外のお礼は何ひとつ受け取っていただけない実直なお人柄で、お話はユーモアを交え分かりやすく、とても好評をいただいています。―地域の見守りやがん検診啓蒙活動にも協力しているそうですね。阿部 ヤクルトを毎日お届けしていると、人の生死に関わる場面にも遭遇することがあります。そこで、9名が救命インストラクターの資格を取り、弊社は「民間救急講習団体」に認定されています。社員、スタッフの多くが市民救命士講習を受講し、いざという時にお役立ちできるよう備えています。地域のお客様に健康をお届けするヤクルトスタッフがまず健康でなくてはいけません。そこで、女性社員と社員家族には婦人科検診、スタッフには基本健診受診を促進しています。併せて、がん検診受診促進のチラシを配ったり、自販機に貼ったりして、地域での啓蒙活動にも努めています。―働きやすい職場環境づくりは?阿部 女性が働きやすい環境づくりとして1985年から企業内保育所事業をスタートして以来、5千人を超えるスタッフの子どもさんをお預かりしてきました。昨年4月1日、「ヤクルトキッズスクール東加古川」が加古川市から、さ乳酸菌 シロタ株の可能性は広がり続ける地域見守り活動にも参加。スタッフの多くが市民救命士講習を受講し、9名は救命インストラクターの資格をもつ大腸で働くビフィズス菌 BY株が含まれたミルミルなど、ヤクルト以外の乳製品も種類が豊富26
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