KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年5月号
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乳酸菌の力で人々の健康を守る―兵庫ヤクルト販売60年の歩みをご紹介ください。阿部 「乳酸菌 シロタ株」を発見した代田稔博士が「予防医学」、「健腸長寿」を提唱し、乳酸菌飲料「ヤクルト」を誕生させ、手頃な価格で販売しました。私の父親である阿部克己が、地域の健康に貢献するという博士の考えに賛同し、神戸市兵庫区で1956年に創立したのが兵庫ヤクルト販売の前身、ヤクルト兵庫営業所です。当時はヤクルトの存在など誰も知らない、まして菌を飲んで健康になるなど考えられない時代でしたが、60年を経た現在では、約160万人の営業エリア内で約14万人のお客様にご愛飲いただいています。これは先代をはじめ多くの先輩スタッフの努力のお陰ですが、何と言っても私共は、地域のお客様に育てていただいた企業だと考えています。―ヤクルトの健康効果とは?企業経営をデザインする健康お役立ちおもてなし企業をめざして兵庫ヤクルト販売株式会社 代表取締役社長 阿部 泰久 さん創立60周年を迎えた「兵庫ヤクルト販売株式会社」。健康促進はもちろん、ここまで大きく育ててもらった地域のために役立つ企業として、阿部泰久社長と共に社員・スタッフが創意工夫しながら、さまざまな活動を続けている。阿部 泰久(あべ やすひさ)1956年神戸市生まれ。1978年甲南大学経営学部卒業後、株式会社ヤクルト本社へ入社。1982年兵庫ヤクルト販売株式会社取締役、1995年代表取締役社長に就任。1994年神戸青年会議所第36代理事長。2010年より神戸商工会議所小売商業部会部会長・常議員⑦代田稔博士による書22
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