KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年5月号
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「これは宿命だ」と思いましたね。実際競演してみて「今までのこの曲がこうなるんだ!」という新しい発見とたくさんの感動がありました。―半端ではない緊張感だそうですね。玉置 バンドメンバーと一緒だと「5曲目ぐらいで調子が上がってきたらいいか」という気持ちがちょっとあります(笑)。オーケストラとの競演は最初から全部観られているという感覚があり、ずっと緊張が続きます。―毎回、最後はすごい拍手とスタンディングオベーションですね。玉置 ステージでは、歌い始めてちょっと他のことを考えてしまうとすぐに足元をすくわれてしまいます。ずっと緊張感をもち、歌に集中し続け、客席からの反応に気づき、感動が伝わってきます。終音程の確かさ、音感の良さ、圧倒的な声量を誇る玉置さんの歌声に観客は酔いしれる14

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