KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年4月号
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042016年、カミネは創業110周年をむかえた。現在、元町・旧居留地に5つの店舗を構えるが、トアロード本店からはじめて支店を出したのは、1971年。それは、三宮センター街の再開発計画がもち上がった頃に、時を同じくしてオープンした「さんプラザ店」だ。カジュアルに商品をお求めいただけるよう価格を設定、新しい客層へのアプローチを図り、以降41年間お客様に愛され、2012年にひとつの幕をおろす。それは同年にBREITLING(ブライトリング)を中心に取り扱う「カミネ・クロノメトリー店 SPIRIT OF BREITLING KOBE」として、大丸神戸店北側へ移転する形で生まれ変わったからだ。クロノメトリーとは、英語で「時間測定法」を意味し、BREITLINGの製品を扱う工房がその名であることに由来する。店のコンセプトは「ENTRANCE」。インパクトのあるポップアートを壁面に描き、遊び心にあふれたニューヨークスタイルの店内で、気軽に時計に触れ、機械式時計の面白さに触れられる。入学や就職などの節目を迎える若い世代に贈り物を考えるときにも訪れやすい。カミネ最初の支店は、時代と共に形を変えながら、カミネのエントランスとして重要な役目を果たしつづけている。Vol.04カミネ創業110周年連載企画2016年、カミネは創業110周年を迎えます。月刊神戸っ子では、カミネ110周年企画としまして、1年間にわたり、カミネの歩みや品質の高い商品に対する考え、店づくりに込めた思いなどを紹介いたします。カミネ創業110周年連載企画とは?1971年より41年間営業したさんプラザ店2012年4月に移転オープンしたクロノメトリー店「進化するカミネのエントランス」2

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