KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年4月号
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肉や料理を見る目を磨き精肉店を始めた創業者―70年前、創業当時の経緯は?福本 三田出身の創業者は、幼い頃から丁稚奉公に出て働き、肉や料理のことを学びました。さらに、戦地でも食糧係を務め、肉や料理を見る目を磨きあげてきました。戦後は三田から山ひとつ越えた高級住宅地・芦屋で事業を興すことを決め、精肉店を始めたと聞いています。―竹園という名称の由来は?福本 元々は福本商店として営業していましたが、創業者が戦地で素晴らしい竹園の風景を見て日本へ思いを馳せたという経緯から、「竹園」として創業しました。―戦後すぐ、大変な苦労があったのでしょうね。福本 最初の10年は大変だったようです。芦屋で創業したものの、なかなかお客さんがつかず、出身地の三田から注文があれば自転車で山越えして配達をしたという話もありました。次第にお肉が美味しいという評判が口コミで広がり、少しずつ地元のお客さんに買いに来ていただくようになりました。企業経営をデザインする美味しいお肉とわが家のような時間を提供して70年株式会社竹園 代表取締役社長 福本 吉宗 さん「芦屋で商売に成功すれば全国どこでも通用する」とまでいわれる地で愛され続ける「竹園」。「お客様の厳しい目で育てていただきました」と話す福本社長に、70年の歴史と今後についてお聞きした。福本 吉宗(ふくもと よしむね)1969年生まれ。1993年、桃山学院大学経済学部経済学科卒業。1993年、相互信用金庫入庫。1994年、株式会社竹園入社。2006年、株式会社竹園代表取締役に就任、現在に至る。代表取締役就任後、芦屋食品衛生協会会長、諸団体要職を歴任する⑥10

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