KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年3月号
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上坂 友起(こうさか ゆき) 轟音と共にしぶきをあげ、激しく流れる鳴門海峡のうず潮。鳴門海峡の特殊な地形と、6時間ごとに起こる潮の干満の差によって作り出されるうず潮は、潮流の速さや四季折々の気象条件で、毎日見え方が違ってくるのです。これも見る人を夢中にさせる魅力の一つではないでしょうか。 1年を通してうず潮を見ることができますが、お勧めするのは春と秋です。大潮の時期ではうず潮の大きさが直径30メートル、潮流速度が20キロにもなると言われており、世界最大級のうず潮の迫力に驚かされるでしょう。 そんなうず潮を間近で見るなら観潮船に乗ることをお勧めします。波の音、潮の勢いや匂いなどを五感で感じ、大鳴門橋を背景に見るうず潮はまさに絶景です。淡路島に来られた際は是非見てください。きっといい思い出になることでしょう。 また鳴門海峡のうず潮は現在、世界自然遺産登録に向けて様々なPR活動も行っており、注目すべきスポットです。冬になると、観潮船では、すぐ近くまで飛来するカモメを見ることができる鳴門海峡のうずしお私の淡路島■ジョイポート南淡路(株)南あわじ市福良港 うずしおドームなないろ館TEL.0799-52-0054(9:00~17:00 年中無休)http://www.uzu-shio.com/潮の速さや気象条件、時間帯によって見え方が異なるうずしおは、鳴門海峡の特殊な地形と潮の干満の差から生まれる大潮の時期に見られるうずしおは世界最大級自然が創り上げた鳴門海峡の神秘淡路島南IC41

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