KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年2月号
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ことを最後まで後悔されていました。 神戸空港が開港したその年の6月。オープンデッキで結婚式をしました。全国から募集したカップルに結婚式をプレゼント。秋田と富山のカップルです。富山のカップルは本籍地を「神戸市中央区神戸空港」にしてくださいました。2008年12月、出発ロビーで神戸夙川学院の生徒さんが阪神・淡路大震災で結婚式を挙げられなかったカップルに結婚式のプレゼント。2012年2月には、茨城と空路が結ばれたことから、東日本大震災で被災されたカップルに結婚式のプレゼント。いずれも通りがかりの沢山の方たちに祝福されての素敵な結婚式となりました。 空港で新しい人生をスタートさせる。空港でデートをする。空港でプロポーズをする。空港は、人や物を運ぶ拠点だけでなく、色々な場面での思い出の場所であったり、憩いの場であったり、癒しの場であったり・・・夢を運ぶ場所です。 これからも神戸空港が、世界とつながる、ワクワクする場所となりますように!!神戸らしいおもてなしができる空港一般社団法人神戸青年会議所理事長 德田 周士 私たちの街に空港が完成し、早くも10年となりました。神戸に住まうものとして、私自身も何度も神戸空港を利用しています。神戸空港は決して大きな空港ではありません。しかし、必要なものはちゃんとそろっており、なおかつコンパクトにまとめられています。海外では「エアバス」という表現もありますが、まさにパッときてすぐに乗れる。おまけに駐車場も無料!使えば使うほど便利さが分かるのが神戸空港です。 それだけではありません。神戸空港の役割は市民の足だけでなく、神戸のもうひとつの玄関口という顔があります。三宮からポートライナーで約18分、日本中を見ても神戸空港は非常に利便性の高い空港なのです。日本の主要な都市とのアクセスを考えれば非常に魅力ある空港であると考えます。また、空港が出来たことは、多様化する観光客にとっても神戸へのアクセスを容易にしました。そして神戸空港に到着した方が、ポートライナーで三宮駅に向かう途中、神戸大橋から見える風景は、まさに神戸という風景を楽しんでいただけます。 このように、神戸空港は多くの役割を担う価値の高い空港であるといえます。これから15年、20年、そして100年と続く空港として愛されるため、私たちも利用者としてもっと神戸空港の魅力を発見し、活用していきたいとおもいます。2006年2月16日午前8時に神戸空港に到着した一番機はANA411便45

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