KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年2月号
35/46

しました。―業績はかなり好調のようですね。市江 たくさんのお客様にご利用いただきありがたいことです。民事再生に伴い路線は縮小することにはなりましたが、いずれは戻したいという思いは持っています。―〝ちょうどいい〟航空会社であり続けるために必要なことは。市江 ちょうどいいというのは「よいものをお手頃な価格で提供する」ということです。ただし、お客様に「乗っていただく」という気持ちは忘れてはいけないと思っています。機内サービスやお手荷物のお手伝いなど一切しません、という姿勢では、お客様の反感を買ってしまいます。大手航空会社さんのようなビジネス・ファーストクラスといったサービスは考えていませんが、電話やカウンターでの応対、機内でのサービスも大手航空会社さんと遜色のないものにしていきたいと考えています。スカイマークは、保有するすべての運航機材をB737型機に統一している廉価でのサービス提供に徹しつつ、大手航空会社に遜色のない対応やサービスを目指している神戸空港を離発着する約7割がスカイマークの航空機神戸空港は、スカイマークにとって西の拠点となっている35

元のページ 

page 35

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です