KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年2月号
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 開港10周年おめでとうございます。神戸空港の発展はみんなの夢です。近い将来、新しく収集された調査・研究データに基づいてマネージメントされ、運行回数が拡大し、24時間空港に近づき、国際線への道を歩んでいくことになると信じています。高度なコネクション技術によって、3空港の一体的な運用も可能になります。 アクセスについては、ポートライナーの新神戸までの延伸化、高速化、神戸空港-関空の海底リニアモーターカー、湾岸線の延伸化、すぐに乗れるレンタカーシステム等々が現実化への道を歩むことで、きわめて乗り継ぎの利便性が高い空港になります。これまで我慢してきたことが打ち破られ、移動の新しい体験が待っています。 定着した存在の私たちは、移動性によって活動範囲を広げ、いくつもの土地に所属するかのようになります。土地に根づくコミュニティ・社会のあり様は、より流動的なものに変化することでしょう。自由な遊牧民のような概念です。空港は、居場所が複数化していくシンボルとして、すべてがそろった住環境のような親しみのある姿に変化していくにちがいありません。神戸空港が、人々の生活や活動の愛着を生む場として活性化することにより、世界とつながる神戸の未来が豊かになることを大いに期待しています。神戸空港を通して神戸の魅力を全国そして世界に神戸華僑総会会長 鮑 悦初 神戸空港開港10周年誠におめでとうございます。 1868年の神戸港開港を機に、我々神戸華僑は他の外国の人達と共に神戸に移り住み、世代を重ね本年149年目を迎えます。その間、時代の変化と共に、遠方への移動手段が船や機関車から飛行機や新幹線などへと進化し、神戸にも待望の「神戸空港」が出来ました。 神戸には南京町、神戸華僑歴史博物館、関帝廟、孫文記念館、神戸中華同文学校はじめ、華僑ゆかりの地や華僑が関係する建物が多数あり、旧外国人居留地や北野を中心に今も多くの異人館が点在しています。そして今も多くの国々の外国人が神戸に居住し、神戸市中央区では外国籍居住者は1割に上ると統計されています。正に国際都市神戸の一面を表しているのではないでしょうか!? 近年、中国からも多くの観光客が日本を訪れる時代となりました。神戸空港は関西国際空港からベイシャトルで約30分のアクセスで、北は北海道から南は沖縄、日本の他の都市にも繋がっています。多くの中国観光客の方々に神戸を訪れて頂き、我々華僑の神戸での日本の皆さんとの共生の様と「落地生根」の歴史を知って頂けることは大変嬉しいことであり、中国からの多くの観光客の皆さんが神戸に来てくれることを願っています。そして神戸空港の利用が広がれば神戸の更なる発展に繋がるのではないでしょうか。 この魅力溢れる神戸空港を通して、神戸の魅力を全国の皆様、世界の方々に知っていただけることを祈念致しております。31

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