KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年1月号
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北野町の物件からの眺め。住宅街の背後に山が迫り、駅から徒歩数分ながら空気が良く、緑が豊かなのが、山手の住宅地の特色。しようと考える。同時に、仕事も神戸でやろうと決意。「外から人が来てくれなければ街は廃れてしまう。さまざまな場所で暮らした経験のある自分が、神戸に移り住んでもらえるような事業を立ち上げたい」―と。暮らしやすい場所へ 神戸では、「眺めの良い場所に住みたい」と希望し、北野の坂の上にあるマンションに家族とともに移り住んだ。外国人が多く住むマンションで、オーナーや地域のコミュニティの受け入れも寛容で、とても居心地が良かった。「オープンマインドなところは、ロスのマンションを思い出しました」。 小泉さんは神戸の住みやすさの理由のひとつに、気候の良さも挙げる。「神戸は晴天の日が多いといわれますし、山に反射して太陽の光が明るい。気候はお金では買えないものですから、とても大切です」。20代の刺激を求めて住まいを転々とした頃とは真逆の生活。家族と自分が暮らしやすい場所を求めて、神戸に行き着いた。8
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