KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年1月号
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 北区への定住促進コーディネーターは3人いまして、移住を考える人からの相談を受けたり、移住先の空き家や農地の情報発信、実際に移住した方と地域とのマッチングの相談などを行っています。 もともと、淡河地域の15人ほどのメンバーが作る「淡河ワッショイ~淡河の明日を考える会」という会がありまして、移住を希望する方とのコーディネートなどを行っていました。昨年7月に神戸市さんから委託のお話があり、事業化となったのです。私自身は学習塾を開いていますが、やはり少子高齢化による過疎が進んでいます。我々が小中学生の頃は、1クラス30人ほどいましたが、今では半数以下の人数に…。一方で、自然豊かな地域で子育てをしたいと考える都市部の方や、リタイア後には田舎暮らしをしたいと考えておられる方も多くいらっしゃいます。 淡河は三宮から車で約30分という好アクセスで、田舎に住みつつ都心部で仕事をするなど、いろいろなライフスタイルがかなえられる場所なんです。だから田舎の家には週末だけ来て畑仕事をする、という二拠点居住の希望の方もいたりして…私たちは本当は定住していただきたいのですが(笑)。移住相談会にはけっこう若い方も来られまして、淡河でケーキ店や雑貨店を開きたいとか、ヨガスタジオを持ちたいと言う方もおられましたね。相談会には須磨や明石、遠くは名古屋からも来られた方もいました。 私の家は兼業農家で、作物は、酒米や、道の駅で売っている野菜なども作っています。酒米は「山田錦」で、寒暖の差が激しい淡河でとれた「山田錦」は他地域のものより人気だといわれます。淡河のユリの花も有名で、「淡河ワッショイ」メンバーにはユリ農家さんもいます。都市部からすぐなのに、本当に自然豊かな田園地帯が広がり、農作物も美味しいです。それが淡河の魅力です。ファーマーズマーケットでは、淡河町のいなか暮らしをPR淡河産米「おうごん米」も出店農村部と都心部の交流の場となるファーマーズマーケット「田舎暮らしに憧れる方は多い」と武野さん淡河町は灘酒に使用される山田錦のふるさと39

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