KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年1月号
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に合わせてG7神戸保健大臣会合が開催されます。昨年は、医療に限らず健康の有り方を世界に向けて発信しようという、文科省が推進するリサーチ・コンプレックスの拠点に神戸が国内で唯一認定され、国の補助を受けながら今後、健康に関する研究開発や人材育成をさらに進めていきます。2017年は神戸港開港150年記念事業があり、また同年開催予定の国際フルートコンクールに関連して、神戸市としてコンサートや楽器展、フォーラムなどを実施して国際音楽祭という位置づけができないかと検討しています。そして2019年のラグビーワールドカップ開催。楽しくわくわくするイベントも続きますね。―久元市長が描く「神戸の将来像」は。久元 都市の規模を追い求める時代ではなく、確立されている神戸ブランドにどう磨きをかけるのか、街のグレードをどう維持し、高めていくのかを追求する時代だと思っています。ハイカラだけではなく、例えば下町の賑わいに磨きをかける、北区に日本一たくさんあるといわれる伝統遺産・茅かやぶき葺を再生する等々、どれも神戸ブランドの維持向上につながります。生活に密着した観点からいうと、犯罪発生率を減らし、防災はもちろん、治安の面でも安全で安心な街づくりを進めていきたいと思っています。医療関連企業の集積が着々と進む医療産業都市神戸市では、国内外からの客船の誘致にも力を入れている2017年には、神戸港開港150周年を記念する様々なイベントが予定されている23

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