KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年1月号
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久元 都心再生の賑わいづくりを一つのキーワードに開催されました。三宮周辺で駅から南への人の流れを見ると、神戸国際会館で止まっています。ウォーターフロントへ向けての人の流れを考えたとき、東遊園地はまだ十分に魅力が引き出し切れていないエリアです。芝生化することで賑わいを出せないかと、実験的にアーバンピクニックを開催しました。大勢の方に来ていただき成功だったと思っています。芝生化を含め本格的に取り組み、市民自らがルールを作り、自らが管理するという市民参加型で活性化を目指していく予定です。―ファーマーズマーケットも盛況でしたね。久元 もう一つ推進しているのが食都神戸構想です。神戸にはいろいろなグルメなお店があり、また西区・北区の野菜やくだもの、瀬戸内海でとれる魚介類など食材に恵まれています。それらの生産者や飲食店、流通に関わる人たち、パンやスイーツのお店、食品メーカーなどいろいろな分野がネットワークを結び、食都としてのトータルな魅力を国内外に発信しようとしています。神戸にはそのポテンシャルが十分にあります。行政が自ら担っていくといってもリアリティーを持たせなくてはいけません。その方法の一つとして東遊園地でファーマーズマーケットを開催しました。市民の皆さんや神戸を訪れる方々にも実感していただけたのではないかと思っています。ハイカラだけじゃない。多彩な〝神戸ブランド〟に磨きをかける―神戸に世界から注目が集まる機会が増えますね。久元 この先5年にわたり特に大きなチャンスがあります。医療産業都市として、今年はサミット「食都神戸」に向けた社会実験として開催されたファーマーズマーケット東遊園地の活用について、検証や実験のために開催された「アーバンピクニック」「食都神戸」の魅力を発信していくことを、久元市長自らアピール22
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