KOBECCO(月刊 神戸っ子) 2016年1月号
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神戸の玄関口・三宮駅周辺の再開発に力を入れていく。賑わいの創出がカギとなる。三宮再生のイメージ図住んで、働き、子育てして、楽しく暮らす街づくり―新しい年を迎えました。今年の抱負をお聞かせください。久元 昨年は阪神・淡路大震災から20年という節目の年、今年はポスト震災20年です。震災後、矢田市長の下、進めてきた街の再生と財政再建が成果を上げてきました。今年度中に残された問題に区切りをつけ、次のステージを目指して新たな輝きのある神戸を創っていきたいと思っています。―都心部の再生に力を入れておられますが、どんな街づくりを目指していますか。久元 マンションを林立させて人口を増やし、住宅都市として神戸をつくるという考え方がありますが、これはいわば大阪のベッドタウンになるということです。しかしながら、多くの市民は神戸で仕事をして、ショッピングやグルメ、アートなどを楽しむことを望んでいると思います。ですから、市民が望む商業・業務都市、アミューズメント都19
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