KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年9月号
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みつぐわけにもゆかず)いとも静かに座っていてあとで〃落ついていた″と讃められたものの何とも…きっと地神(震)も拍手して祝ってくれたのだろうと勝手な解釈をしている次第です。しかしほんとにびっくりしました。(芦屋市西蔵町三)-旅行で志賀、新潟(二月雪まつり)②早春、四泊五日(性、船、紅、紫丸)約二万円。信州一週間約二万円。四国五日約一万五千円・中国地方一週間約三万円、南紀五日約二万円、スキー旅行二週間(または十日)約三万○(いずれも二人分の費用概算)③寒さの残る九州は、はや春の菜の花が満開、観光設備もととのい往復とも関西汽船くれない、むらさきを使うとその豪華さはすばらしい。静かで楽しめる場所がよいでしょう。①垢見合いですか、恋愛ですか②結婚記念日は。③ハネムーンはどちらへ。(日数と概算費用も)④結婚式当日、またはハネムーンでの思い出を….その二思い出コース溢木洋一①お見合いではない。(強いていえば恋愛)②昭和魂年5月即日③名古屋から中央線で長野へ出須坂l菅平l菅平口l新鹿沢「上州三原l浅間山ろく経由l中軽井沢l小諸l小淵沢l茅野l参科l茅野l松本l名古屋l神戸。四泊五日(車中泊)で二万円でおつりが二千円余。④この旅行計画は、当時としてはまだ珍らしい.iスだったらしく交通公社でプランを示したところ「こんなコースは始めてなので・ハス連絡があるかどうかわかりませんが…」と念を押されたほどイワクつきのものでした。須坂からバス旅行が続くのですが、五日に出発して車中一泊、須坂へは羽日の朝着きましたが、冬季連休の.ハスが丁度この日から運転を開始することになっていて、初日の一番、ハスに乗ることになったわけですところが、そんな事情でバスの整備がよくなかったのか、須坂を出て、8キロほどのところ「仁仙」で故障。乗客は私たち二人だけでした。運転手は気の毒がって須坂まで連絡して臨時の書ハス一台を呼び(この・ハスは空でやってきました)、これに乗り替えて下さいといわれたときは、こちらの方大村喜久子①お見合いです。②昭和詑年5月7日③裏盤梯、那須方面へ七日間、費用は十万余④オリエンタルホテル五階ホールで夕方から夜にかけた披露宴は謡やスピーチと共にもりあがってい患した。ウエディングから振袖に衣更えして拍手とフラッシュに迎えられ、花嫁気分にひたっていたとき、突然ユラュラとゆれはじめた大きな地震、百人近いお客さまも一瞬シーン。かつらに振袖ではどうにもならず(となりにしが1451今月号は本誌も〃新婚特集″だそうですが、本欄もひとつベッドの話をプレゼントとしましようか日本でも近ごろの若い世代はベッドがお好きです。東京で男女の大学生を調べたところ五八%までがベッド・フアンでした。日本式ふとんの希望者はわずか二一%にしか過ぎませんでした。ところが、日本の住宅でどこにベッドを持ちこんだらいいのでしょう.ベッドというものは元来、ドアと壁で仕切られていて、カギがかけられる個室ということが前提条件になります。ことに欧米では最近は裸体で眠ることが流行しているそうですから、なおさらのことです。日本の住宅へベッドを持ち込むことが困難なら、新婚の夜はぜひホテルになさいませ。さて小ぱなしを一つ・新婚のホテルへ着いた二人、さっそく夫はカギをかけて新妻の服をぬがせるのに夢中です。そしてやっと彼女を全裸にしてベッドの上へ抱きかかえて行きました。彼女の身体がベッドについたとたんに花嫁は叫びました。「十五分フラット.:」男がケゲンそうな顔をしていますと花嫁ほいいました。「えらいわ、あなた、いままでのレコードは、ジャンの十五分二十二秒だったわ…」(T)_ノ、ピンクコーナー

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