KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年9月号
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婚式を挙げられる時は実際に払うお金は一銭もいらないんですよ。オガニストや司式をする牧師さんにささやかなお礼をするということはありますがね。教会で結婚式をするということは、教会の原則としてそこの教会の会員がするわけで、会員以外の結婚式というものは教会の行事としてはないんですよ。だから例えば、相手がキリスト教の信者でなくとも、片方が教会の会員の場合は、牧師の見解において司式をしてさしあげてます。挙式の計画はこんなにしましょう古山まず始めに挙式の種類を聞かせていただきたいのですが、神式の生田神社さんからどうぞ福田神社では殆どが挙式だけでしょうが、生田神社の場合ですと寿三千円、禄五千円、福七千円と三種類あります。お値段が違うのは、式の順序や時間には全く変わりがないのですけど、禄からは楽が入いり、奉仕する人の数が増えますのと、茶菓子などのサービスの点で多少相異があるわけです。式の時間は約一時間二十分で、お値段が安いから短かいなんていうことはありませんから(笑)一番多いのは真ん中の〃禄″で、八割までの方がそうですね。古山早川さんの方は…早川教会には、別に種類分けは1341出席者早川亮(YMCA会員)福田義文(生田神社禰宿)小牟田勇(オリエンタルホテル餐応部長)石井恒三(〃企画係長)きく人古山桂子(神戸新聞学芸部記者)挙式のいろいろ座談会ございませんね。その教会教会で習慣が違いますが、教会で結

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