KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年7月号
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パンの選手十一人のうちぶほとんどが神戸一中時代の先輩で占められていたという時代もあったほど同校のサッカーは、輝やかしい伝統をもっている。現在、松村正義教諭を部長に、中川壮平(三年)主将以下二十五人の部員が、かって神戸一中サッカーの黄金時代を築いた頃の花形選手だった高山校長のコーチのもと〃ショートパス戦法″といわれる同校得意のプレーの伝統を受けつぎ、毎日はげしい練習を重ねている。そして今月中旬に、神戸インドネシア領事館と関西日本インドネシア協会の斡旋で、サッカーを国技とするインドネシアを訪問、ジャカルタ、バンドン、スラバヤ、マカッサルその他の土地の高校チームと親善試合を行なうことになっている。目的は「日本・インドネシア両国高校間の親善と、青少年の交歓のため」に選ばれたものだが、旧一中時代からの名物lカーキ色の半ズボンと白の上着lという独得のユニホーム姿で、今回の役割りを立派に果してくれることだろう九月中旬には帰神する予定.(写真右は勢揃いしたサッカー部員左はショートパス戦法の猛練習に励む部員たち)”年
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