KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年4月号
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神戸商工会議所会頭室で語る岡崎真一氏参議院議員・神戸商工会議所会頭同和火災海上K、K、社長神戸国際会館K,K・社長ちょうど県市そろって、花いっぱい運動が展りひろげられ、花のある町にしようという運動は賛成だ。私は今日も、ある集会で、「神戸を日本の玄関にふさわしい明るく楽しい町にゑんな力をあわせよう」と提唱した。家庭の入口に立ったとき、その家に花があり、明るさがあればどんなにかいい印象を受ける。その為には、神戸の町をもっと明るくしなくてはいけない、街路に灯があれば市全体がもっと明かるくなるだろう。神戸を愛する人々が承んな明るい楽しい町づくりに参加してこそ、美しい日本の玄関が生まれることになるだる(文責小泉康夫)うの人が、力車英語で、〃水を呉れ″を「ワター」とやっている。とにかく、海外との連絡場所として活況を呈していたものである。力車英語といえば、現在の駐留軍相手のボン引英語とにたもので、人力車の車夫が盛んにやってたもんだ。それにしても現在の神戸に、エキゾチックな風情が薄れて行くのは淋しい。またいままでと違った神戸情緒を近代的なエキゾチズムを盛り上げたいものだね。神戸を美しき玄関に海外から見れば神戸は日本の玄関になる。神戸初めのての印象がひいては、日本の印象になる訳だよ。5

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