KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年4月号
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東天閣①開業満二十年②春巻、拷京鴨、清作鴨③披露宴と官庁、一流会社と商社④一卓が五千円’一万円まで、十品’十六品⑤トァ・ロード筋、②1351,1274東明閣①十年②拷鴨子(カオヤァズーはちゑつ、しょう油、塩、さんしょをぬったあひるを炭火で焼き、モチにミソ、ネギ、キュウリをはさんで食べる)千三百円’千五百円スッポン二千円’二千五百円(主にスープ)フカのヒレ五百円③会社、銀行、学校関係④四、五人で神仙閣①現在の場所では足かけ六年、通算すると十四、五年ですね②去梁換柱(キュウリャーンファンチュウ)I豚のロッ骨を約四センチ大に切って湯を通し、骨をぬいて肉の中にハム、タヶノコ、シイタケを入れ味をつけ、フライにあげたもの)四、五百円③県庁、大会社披露宴が多い④五人、三、四千円で五、六品、八’十人で五、六千円l、八、九品⑤下山手二、③1263北京料理第一楼①大正元年から約五十年②魚趨(フカのヒレ)作春巻(カニの巻きあげ)蕃茄蝦(エビのケチャップかけ)の商社、銀行関係④お料理はぶなテーブル式になっていて種類は幾百種類もあります⑤生田警察署南、③003113平和楼①三十年②フカのヒレ、アワビの煮つけ、酢ぶな各三百円③学校、会社関係④五千円から、十三品⑤生田東門筋、③1128燕京①開店は昨年六月ですから、まだ一年たらずです②ぎょうざ百円、黄文鶏(ファンウェンナー鶏とタケノコのうま煮)二百円、各フカアンケー卜中華料理への待招⑤④③②①、のヒレ料理二百五十円’四百円③昼間は会社員の方が大半ですが、夜が場所がらいろんな方が見えますの四、五人で千五百円’二千五百円、五’七品、十人で四千円’八千円、九’十五品⑤生田新道浜側、③1033北京楼、二十年②春巻(ハルマキー肉、エビ、野菜をユバで巻き、あげたもの)煎大妙(ゼンダヒヤーェビタマゴを使ってむしたもの)香蘇鶏(ヒャスギー鶏をゑそ、ネギ、マントに包んで食べる)③造船会社、学校関係④ワン・テーブル三千円’四千円で十二品、六千円以上は十五品⑤トア・ロード筋突き当り再度ドライブ入口横1421川柳見合い早や親しくなった中華料理鯉が出る頃胃袋を又ひろげ子の腹ももう食べられぬ中華料理三峰東洋樹お店を開いてから何年ご自慢の料理と値段お客さまの顔ぶれは一卓の種類と品数わかりやすい道順・電話私のよく行く店赤尾兜子穴門筋を西に入ったところにある壮丹園別館が〃僕のよく行く店です.オヤジが料理の研究心が強く、手に入るものは本場の材料を使っているからです。鶏に黒豆ミソを加えて焼きあげた豆鼓鶏(タウシイカイ)、と、牛のしっぽを赤ミソでたきつめた蚊牛尾(マンゴウメイ)いずれも値段は一人前二百五十円です。それと時節によってある時とない時がありますが、アコウのむしに石班(シパャン)がおいしいです。戦前とくらべて、かなりいい腕前のコックを東京に奪われたことは痛いですが、大衆向きの料理の普及の反面、やはり純粋に近い料理に腕をふるう店がもっとふえることが望ましいですね。(毎日新聞記者)星空ひかる神仙閣をごひいきにしています理由をきかれても困りますが、そうですね。「なんとなく行きつけてるから…」てお答えしておきま

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