KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年4月号
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笹弓神戸に誇りを松井高男I、JK〃、〃EJffりあ〃う〃、gP〃、″、ふくj、β郡〃別″亭し弘F1&郡〃、尻KfR八K・“4K.仏く.と、。ざ,”、〃、。と沙と。。どうてこ.k○・K戎K4、。△Kok沙、●″う“、〃恩るう″う〃、〃囚凡くFK″Rゲj、、〃hJ,676矛し〃t7L,QPQr今、。.、AR3と34,’6Pt、.、、4.、,‘、。q、oaL0・氏。1Jど「.〜uJk画夕とJⅣ、Jサケ、0、″う。、尽圧刀jh2K4Rダム、h〃h・”丑一殖呼1221■穂時計題葛一レリーフ期待される新人彫刻家けられている、神戸彫刻界のホープの一人ということだ。その作風は具象だが、単なる写実ではない。主観によって対象に大きなデフォルメ(歪形)をほどこしている。例えば、美しいモデル嬢の顔がまるで不頼漢のように見えることだってあり得るわけ。金沢美大を出た直後は、しきりと抽象作品を発表していたが、昨年あたりから具象と取っ組承はじめどうやらじっくりと腰を落ちつけそう。この間、大阪で開かれた〃現代イタリア彫刻展室を見て「実にスゴイ」と感じ入ったそうだ。伝統をふまえた上の〃現代″の美lその方向への手がかりをつかんだらしい二十三歳のまだ若い新谷君が、これからどんな作品を発表してくれるか、期待していいと思う。(伊藤誠)I写真は神戸新聞社提供I;新谷屋紀(ゆうき)君は、グループ〃創″のリーダー格の一人である。グループ〃創″というのは神戸を中心にした青年彫刻家の集まりだ。神戸画壇における洋画家の活躍は、美術愛好家ならご存知のように、まずはすばらしい。ところが彫刻となると、いささか情ないのが現状。そこへ一発〃活″を入れよう、というのが、このグループ誕生のゆえんで、一昨年発足した。新谷君の父君は〃承どりの塔″や〃承どりの泉″などの作者として神戸市民にはもうおなじゑの新谷秀雄氏。だから、天分・環境の点では、まことに申し分なし、ということになる。しかも、妹さん二人も京都美大の彫刻科に在学中という彫刻一家。だから今や、新谷君は内からも外からも期待をか卜I京都市交響楽団が、三十五年度の芸術選奨をもらった。チェリゥスというよき指揮者を得たこともどの交響楽団の成功の原因の一つに違いないが、これをつくることへ踏承切った京都市の意欲と熱意が、むしろここまでこの楽団を盛り上げてきたのだ.むろん発足にあたって多くの反対があったことだろうし、現在も余計者あつかいをしている議員たちがいることだろう。だが、これで古都という一枚看板とともに京都市の誇りうるものが一つふえたわけだ。神戸市にもオーケストラをつくる話が幾度か出たが、すべて〃消され″てしまった。先日も東京国立美術館長の富永惣一氏声神戸へやってきたとき、少し大きな規模の美術展を開こうと思っても、神戸に会場がないことを指摘した。これもいままで幾度か出た話だがいまでは九州とか北海道にいい会場がどんどんできている。オーケストラを持つということは、・音楽文化発展の〃基礎的″な問題だ。「花いっぱい」も結構だが、市民の精神生活をより豊かにするためふくいくたる文化のかおりを放つまでにしたいものだ。神戸を〃田舎″にしてはなるまい。(神戸新聞学芸部長)

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