KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年4月号
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稗蕊駐斗勘「かれこれ、四十年になりますな」「Lえ差え」無造作にこたえたが当時はバーというものが日本じゆうに、まずなかった。近所の人は、最初はクスリ屋だと思ったという.「日本最古のバーじゃないですか」「そうなりましょうな。大阪や東京の古いバーもその後つぶれたり代がかわったりして。続いているのはここだけのようですな」「なるほど」ハイカラの伝統の古さは、このバー一軒をぶてもわかるような気がした。私は店内を見まわしながら、(なるほど、ハイカラ文化財だな)と、思った。筆者紹介第四十二回直木賞受賞作家受賞作品は『集の城(ふくろうのしろ)』このほか処女作品『・ヘルシャノ幻術師』で第八回講談倶楽部賞を受賞。大阪市出身酒騨アカデミーにて・司馬遼太郎蕊綴議幾;鍵鴬温み・歩ァFd詞屯函”弱需繊野薄》鍵》唖U・無。。』蕊へ縦鍵1211雲

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