KOBECCO(月刊 神戸っ子) 1961年3月号
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l三宮ふきんlテキ食うた腹が港を見て歩き東洋樹コウベステーキ①まずよい肉を選ぶこと。丹波牛とくに〃純和牛″の三、四歳の処女の極上肉を選んでいます。焼き方は、炭焼きと鉄板焼きの二種類お客さまの好承でレヤ(なま焼き)、ミリャ(中焼き)、ウエルダン(強焼き)、それにこれらの中間の二つを加え計五通りの焼き方をしています。②外人はじめ、一流会社の重役、課長級、文化人③五百円程度④阪急三宮駅東口山手にある神戸銀行三宮支店地階②339キングス・アームス①当店の呼びものはスペシャル・ビーフ・ステーキ、量といい、質といいデラックスなんです。②九割は外国人③五○○円④神戸市庁舎のすじ向かい。三角屋根のエキゾチックな店構えです②3774ミヤス①やわらかい神戸肉を選ぶニンニク、サラダオイル、シェリー酒などで作ったマリナドに漬け、炭火でじんわりと焼く。これにたっぷりとなまヤサイの別皿を添える。侭●イブにも、女の人の髪にさすヘヤーピンにもなるのホセロマンチックだれいい記念になるなカルメン思い出の宵/思い出の店/思い出の味よれホセ有拍人なんかよくくる?カルメンええ、しょっちゅうだけどね有名な人だからってほかの方をほっといてチヤホヤしないで、ソッとしといてあげるからかえって来やすいのじゃないかしらホセ家庭的な親し承がもてる店だれカルメンごいっしょの女性は一割引だし、夕方七時からはピアノの演奏もあるのホセ場所はどこ?カルメン阪急西口の前に寿の洋菓子部があるでしょそこの横の小路をちょっと北に入ったらすぐよ一プレホンは③2228ささやかなパーティには最適よコーベガーデン①バーベキュー専門店なので、すべて焼くのは炭。つけ焼きのときのタレを東京で研究して作っているから当店独得の味がする。(作り方は秘密です。)②ほとんど会社員③三○○円、八○○円(ただし牛肉ガーリック付け焼き2人前)一、五○○円(ティポーンステーキ3人前)の国際会館南、小野八幡神社北②4400グリル三宮亭①肉の吟味。ブドウ酒とサラダオイルで合わせたヤサイの中に十二時間つけておく。厚い鉄板で焼きあげるlこの三点がコツ。②政治家、文士、外人、商人、サラリーマン、婦人層も多い③四○○円の生田筋の省線高架下商店街を東へ三軒目③5615みなさん、神戸の代表的なビフテキの店を、ご存知でしょうか「神戸っ子」がビフテキの店にアンケートを試みました肉の吟味と、その持ち味をいかすマリナドの作り方にコツがある。②各種さまざま③三○○円、五○○円(量によって値もあがる)④高架下の三映と三劇の間の道から東西の自動車道路を横切り山側の道舗を西へ、パチンコ店「日光」横の露地を北上してすぐ西の小路を入って二、三軒目山側。八百丑グリル①特選としての三、四歳の良質な牛を使い、鹿の子になった脂肪のよくのったヘレピーフを二七○グラムに切り、塩、コショウを少量ふりかけ、グケガルニー(セルリー、ルリ葉、タマネギ、パセリ、にんじん、セージ、タイム)を小切りにして肉の上にふりかけますこれをサラダオイルに一晩つけ、強火でフライパンで焼く。片面が焼色付いたら裏返えし、五分間むして蒸し焼きにしジュースの出たのを肉の上にかけ、ヤサイを添えて皿に盛りつけます。②外人、学生、サラリーマン、スポーツ関係③四○○円(ただし注文によりこれより高いものもあります)④阪急三宮終点西口北側③0027力ルメンカルメンとホセの会話で当店自慢のビフテキをご紹介しましょう。カルメンねえ、ホヤ、カルメンの〃剣差しビフテキ″(¥一、○○○l、手三五○l)召しあがったことある?ホセ残念ながら…カルメンちょっとかわってるのよビフテキを闘牛場になぞらえて、それに剣がさしてあるのホセほうどんな剣?カルメンかわいい一○センチぐらいの剣で、。ヘーパーナ質問①あなたのお店の〃ビフテキ″が「うまい」といわれる秘決は②お客さまの顔ぶれは③お値段(サービス、特別料金も)④お店のわかりやすい道順と電話番号をどうぞI1351●

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